最近はヨガやボディケア等の 『心』の入れ物である、『体』のクラスや勉強が多くなりました。 『体』から『心』にアプローチしていくのがメインになっていた気がします。 今回読んだ本は 体よりも心よりも、何より『命』。 そして、久しぶりに『愛着』と言う言葉も目にしました。
親として、 母子に関わるセラピストとして 初心に気づかされます。 本の中には「孤立出産」と言う言葉も出てきます。 その言葉を読んだとき、母の事を思い出しました。 私の母は「孤立出産」ではありませんが トラブルが重なり、結果 母の実家で、私を一人で出産しました。 まだ産婆さんがいるような田舎だった為、出産後、近所の方が産婆さんを呼んでくれたそうです。 母にとって初めての出産。 よく無事に産まれたものだと、 よく無事に産んでくれたものだと、 のほほんとした顔で、この事を教えてくれた母を思い出し 驚きと、呆れた感情の後に 感謝の気持ちが涙と一緒にじわっと溢れ出てきました。 優しかった祖父母が、母の出産を聞いて慌てふためいた様子や 弟の出産時には、ちょっとの陣痛ですぐに父が母を病院に連れて行ったことや こんな話を、子供だった私に聞かせてくれた周りの親戚たちのこと 本書は楽しい話ばかりではなかったのですが、読み終わったあとは いろんなことが愛しく感じる、土曜日の昼下がりでした✨ * #良く産まれたもんだ #何が何でも産まなきゃと思ったらしい #入院代が浮いたと母は言うけどそういう問題ですか #心細くなかったですか #初めての陣痛は辛くなかったですか #私が自宅出産しようかと言ったら反対した母 #すねた時期も反抗期もあったけど両親に感謝しています #ありがとう