二週間ほど、実家でのんびり過ごしてきました。
スマホはできるだけ触らず、親戚の子供たちや両親と過ごす時間を大事にしてきました。
とても満たされた時間でした♪
その合間に読書もしてきました。
その中の一冊が、東野圭吾さんの「希望の糸」です。
小説の中で、とても印象深い台詞があります。
「女は…母親は厚かましくて勝手なの。(省略)自分の子だとしか思えない。遺伝子なんて関係ない。そんなのくそ食らえよ。」
くそ食らえ…なかなかなか普段使わない言葉に、思わず釘付けになりました(笑)。
でも、この女性の強い想いがビシバシ伝わってきます。
ベビーマッサージやタッチケア、産後の心理等を勉強していると、親子の絆は出産の仕方(自然分娩、帝王切開、養子縁組)より、乳幼児期にどう関わったかの方が大切だと感じます。
赤ちゃんの柔らかい肌のや温かさを感じ、赤ちゃん特有の匂いを楽しんで、意味は分からずとも、大切だと思っていることを語りかける。
そういった行為が、親子の絆を作っていきます。
時々、帝王切開で出産した事を、後ろめたく感じている人に会います。
でも、皆さんとても良いお母さんでした。
先程の台詞を言った、小説の登場人物も、自分の子をたくさん抱き締めて、大切に育ててきたのでしょうね。
触れることが日常だった子は、心の奥深いところ、肌の記憶として、大切にされたことを覚えているそうです。
「いやいや、家の子は年齢的にもう抱っことか、させてくれないし。」
と、言うかた。年齢にあった触れ方があります。
肩や背中をポンと軽く叩く、触れる、等をお薦めします。
スポーツで疲れた足の裏のマッサージ、鉛筆を握りしめて疲れた掌のマッサージ等も、受け入れてもらいやすいです。
『心地よく触れる』と言う行為には、絆を深める以外にも、健康面や精神面に良いことがたくさんあります。
そのお話はまた別の機会に♪
あなたの大切な人に、あなたの愛情が伝わると良いですね。
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